日経平均は+265の30181円で引け。
為替はドル高。
自民党の岸田文雄前政調会長は8日、国会内で記者会見し、党総裁選に向けた経済政策を発表した。
報道の雰囲気では岸田氏が本命、次点で河野氏、大穴で高市氏といったところでしょうか。3人とも金融所得への増税を匂わせていますが、一方で高市氏はプライマリーバランスの黒字化凍結などゴリゴリの金融緩和派でありこれはやや矛盾を感じます。岸田氏は逆に財政健全化を目標として緊縮寄りの様子。河野氏は正式出馬表明がまだなのでよく分かりませんが、良くも悪くも行動力はありそう。
ドル円は一時110.4円台に乗せるも、その後110.1円台まで下落。先週も跳ね返されたように110.4付近は売り圧強めのようです。どっちかというと上方向の予想で、ここを押し目として上抜けを期待しています。